今回は、
土地売却によって発生する「住民税」についてご紹介していきます。
▼
土地売却の住民税について
土地を売却して利益が出た場合、住民税などの税金が発生します。
住民税というのは、個人の1年間の所得に対してかけられる税金のことを言います。
土地の売却に対してかかる住民税の税率は、所有期間によって2つのパターンに分けられます。
■5年以下
所有期間が5年以下の場合、住民税の税率は9%になります。(※都道府県民税3.6%、市町村民税5.4%)
例)
土地の売却によって150万円の利益を得た場合には、「1,500,000×9%=135,000」という計算になるので、13万5千円の住民税を支払うことになります。
■5年以上
所有期間が5年以下の場合、住民税の税率は、税率は5%になります。(※都道府県民税2%、市町村民税3%)
例)
土地の売却によって150万円の利益を得た場合には、「1,500,000×5%=75,000」という計算になるので7万5千円の住民税を支払うことになります。
また、住民税や所得税というのは、
土地を売却したら必ずしも発生するものではなく、
土地を売却して収支がマイナスになった場合には発生しません。
しかし、
土地を購入した金額が不明な場合は、課税額が高くなる可能性があるので、注意が必要です。
▼まとめ
土地売却によって発生する税金というのは、住民税だけではなく、所得税や印紙税などもあります。
これらを全て自分で調べて、申告などの手続きをするのはとても大変ですよね。
弊社では、
土地の売却をおこなう上で発生する税金について、分かりやすく丁寧にご説明させていただきます。
土地の売却でお悩みの際は、お気軽にご
相談ください。